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平成20年 2月11日  老袋の弓取式 【氷川神社】
川越市下老袋の氷川神社で行われた「弓取式」に行ってきました。
よく晴れた良い日でしたが、我が取材班は出だしからアクシデント...
なんと、同じ氷川神社でも宮下町の氷川神社に行ってしまい、あわてて老袋へ向かうのでした。
何とか間に合ったものの、いい場所はすでに人でいっぱい。
人の頭越しにカメラを差し出して撮るという構図無視の撮影です。
   
主さんに続き、ユミトリッコ(選ばれた6歳までの男の子)3人が席に着き、代理で弓を射る地区総代の方々が正座して弓の準備をします。
弓は弓道で使うような立派なものでなく、まるでその辺にある木の枝を切って作ったような長さ70cm位の自然で素朴な物です。矢も細い竹を切って羽根をつけだけという感じに見えました。
弓を構え、数秒間の静寂の後、「はじめ!」の声に一斉に矢を放ちます。
的に当たると、周りの観客から「おーっ」という歓声が。
的を見てみると2本がど真ん中! スゴイ!
いくら距離が近いとはいえ、あんな簡素な弓で当たるとは...大したものです。
   
矢は3本づつ、3回射ることで終わりです。
全ての矢が放たれると、「まだだよ」という声もなんのその、周りを囲んでいた子ども達が一斉に矢の元へ走り出します。この矢は家に持ち帰ると、子どもが丈夫に育つと言われていて、その矢を奪い合うのです。中には一人で3本も勝ち取った小江戸っ子もいました。
式の後はお待ちかね、甘酒に豆腐田楽がみんなに振る舞われます。
甘酒は子どももいるからか、アルコールという感じは全くしませんが、麹で作った本格的なもので、
甘さ控えめでした。
豆腐田楽は長さ30cm程の串に刺してあるのですが、串を持ち上げると豆腐がボロリと落ちてしまい、
串の状態で食べるのは難しいようです。
続いては、境内中央に置かれた奉納饅頭。
直径1mはあろうかという大きな饅頭が2つ、それぞれ御輿のような台に載せてあります。外側はおもちですが、中は空洞です。はりぼてみたいになっているんですね。
そして、そのうちの一つを開けると中には1000人分の饅頭がぎっしり詰まっており、これもみなさんに振る舞われました。

気になる弓取式による予報は、今年は晴天が多いということです。
弓取式で的の白い部分と黒い部分に当たった矢の本数を数えて、白が多いと晴れが多く、黒が多いと雨が多いと言われています。

  アクセス:東武バス川越駅東口発(本川越駅経由)
上尾駅西口行「老袋」下車徒歩8分
または川越シャトルバス東コース「中老袋」下車徒歩5分
 
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