中林忠良銅版画展―腐蝕の海/地より光へ【終了】

中林忠良銅版画展―腐蝕の海/地より光へ


川越市立美術館にて
10月28日(土)から12月10日(日)まで
中林忠良銅版画展―腐蝕の海/地より光へが開催されます。

《転位’11-光-I》 エッチング、アクアチント

日本の版画界を代表する銅版画家・中林忠良は、
「すべて腐らないものはない」という観念の下、
白と黒のモノクロームで表現される銅版画の世界を
追究してきた作家です。

本展では、中林の作品を一堂に展示し、
1961年以来56年間に及ぶ画業を回顧します。

《暗界の譜》 エッチング、アクアチント、ディープエッチング 

中林は、疎開先で体験した雪深い風景を原風景に、
モノクロームで作品世界を表現してきました。
1963年、東京藝術大学油画専攻を卒業後、
同大大学院版画専攻に進み、
1989年には同大教授となりました。

これまで各大学で後進の指導にもあたってきたほか、
日本版画協会会員としても重要な役割を担い、
2003年には紫綬褒章を受章、
2014年には瑞宝中綬章を受章しました。

川越市に隣接するふじみ野市在住の中林は、
川越市立美術館とは開館時からの深い関わりがあります。
地域の人々をはじめとする多くの方々に、中林芸術の神髄をお伝えできれば幸いです。

「中林忠良銅版画展―腐蝕の海/地より光へ」 関連イベント


◆アーティストトーク&ミニコンサート
【日時】11月3日(金・祝)
    午後1時30分から2時45分(トーク)
    午後3時から30分(コンサート)
【場所】企画展示室
【費用】無料(観覧券が必要です)

◆アーティストに会おう
【日時】11月3日(金・祝)午後3時30分から5時
【場所】企画展示室
【費用】無料(観覧券が必要です)

◆詩画集を観る会
【日時】(1)11月11日(土)午後2時から3時
    (2)11月30日(木)午後2時から3時
【対象】成人
【定員】8名(先着)
【場所】会議室
【費用】無料(観覧券が必要です)
【申込】11月1日(水)午前9時から、川越市立美術館へ電話・FAXでお申し込みください。
    TEL:049-228-8080 FAX:049-228-7870

◆託児付き鑑賞会
【日時】11月28日(火)午前10時から11時30分
【対象】未就学児とその保護者
【定員】10組(先着)
【場所】企画展示室(鑑賞)、アートホール(託児)
【費用】無料(観覧券が必要です)
【申込】11月2日(木)午前9時から、川越市立美術館へ電話・FAXでお申し込みください。
    TEL:049-228-8080 FAX:049-228-7870
【協力】NPO法人川越子育てネットワーク

◆担当学芸員によるギャラリートーク(手話通訳付き)
【日時】12月2日(土)午後2時から 
【場所】企画展示室
【費用】無料(観覧券が必要です)
【申込】不要(当日直接会場へお集まりください)


「中林忠良銅版画展―腐蝕の海/地より光へ」 詳細


■会 場:川越市立美術館 企画展示室
■開 館:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
■休館日:毎週月曜日
■観覧料:一般500円(400円)、大学生・高校生250円(200円)、小・中学生無料
※()内は20名以上の団体料金
※身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳又は療育手帳をご持参の方、及び介護者1名は無料
※「川越きものの日」にちなみ、8日、18日、28日に着物で来館された方は団体料金
※県民の日11月14日(火)、市民の日12月1日(金)および3日(日)は無料で観覧できます
■出品点数:立体作品16点、ドローイング5点(予定)
■交通案内:
 川越駅(東武東上線・地下鉄有楽町線・地下鉄副都心線・JR川越線)、
 または本川越駅(西武新宿線)より
 ●東武バス「蔵のまち経由」乗車 札の辻バス停 下車徒歩10分
 ●東武バス「小江戸各所めぐり」乗車 博物館バス停 下車すぐ
 ●イーグルバス「小江戸巡回バス」乗車 博物館・美術館前 下車すぐ
■TEL:049-222-5399 FAX:049-222-5396

古き良き小江戸川越の街並みを探索してみませんか?

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