生活の中から生まれた美~ワークショップ開催~【終了】
川越市立美術館タッチアートコーナーでは、6月19日(金)まで、「生活の中から生まれた美」と題して、鶴ヶ島市所蔵のパプアニューギニアを中心としたオセアニア民族美術品が展示されています。
それに関連して小中学生を対象としたワークショップ「MASKをつくろう」と川越市在住の洋画家齋藤研氏とその仲間による作品展「パプアニューギニアの精霊を描く展」が開催されます。
パプアニューギニアは、日本のはるか南、オーストラリアの北側に位置する「オセアニア」と呼ばれる地域にあります。広さは日本の約1.25倍、人口は約618万人です。国内は約700もの部族があり、部族ごとに言葉や独自の文化を持っています。
太鼓や戦闘ラッパ、動物の彫刻や不思議な仮面・・・展示されている作品はそんな彼らの日常生活から生み出されました。
手袋を付ければ手で触れながら鑑賞できる作品もありますので、オセアニアの美術品の造形の美しさを目だけでなく肌でも感じてみて下さい。そして日常生活に欠かせない道具の創意工夫や手仕事の美しさ、命の尊さや作り出す喜びなどにも着目して下さい。
遠い国の生活の異なる人々が創った作品ですが、日本に住む私たちの文化にも似たようなものを見つけられるかもしれませし、ニューギニアの人たちがどのような思いを託してこれらの道具を創り、そして使ったのかを考えながら鑑賞してみて下さい。
ご家族で来館してこの展示に関連した小中学生対象のワークショップ「MASKをつくろう」に参加すれば、子供たちにとっては想像力を膨らませ、作る喜びを感じられる良い機会になりますし、親御さんとしてもご自分のお子さんがどんなふうに個性豊かなお面を作るのか興味深いのではないでしょうか?また出来上がった作品は「パプアニューギニアの精霊を描く展」に同時に展示されますので、この2つの関連展示品も合わせてご覧になって、ニューギニアの「生活の中から生まれた美」に対する理解や想像力をより一層深めてみて下さい。
【「生活の中から生まれた美」関連ワークショップ ~MASKをつくろう~】
5月30日(土)・6月6日(土)に「ワークショップ~MASKをつくろう~」が開かれます。小中学生を対象としてニューギニアの美を体で感じて理解してもらいたいという思いから開催されるこのワークショップ、オセアニアの作品から感じて、想像したものを自分の手で仮面を作って表現してみませんか!人数に限りがありますが、まだ間に合います!
※完成した作品は美術館内の市民ギャラリーで6月2日から開催する「パプアニューギニアの精霊を描く展」に同時に展示させていただきます。
日時:5月30日(土)・6月6日(土) 午前10時~午後4時
※両日参加できる方
場所:川越市立美術館創作室
費用:500円(2日間の材料費)
服装:汚れても良い服装で
持ち物:昼食、新聞紙1日分、絵の具セット、参加費500円
申し込み方法:川越市立美術館に電話かFAXでお願いします。
電話:049-228-8080
FAX:049-228-7870
【「生活の中から生まれた美」関連展示 パプアニューギニアの精霊を描く展】
6月2日(火)~6月7日(日)まで川越市在住の洋画家斎藤研氏とその仲間たちが描いた作品が市民ギャラリーに展示されます。、鶴ヶ島市に展示されているニューギニアの民族美術品をモチーフとして描いた作品です。
ニューギニアの美をさらに理解する上での大変有意義な展示です。
洋画家「斎藤研氏」が描くニューギニアの作品を鑑賞することで違う角度からニューギニアの美を感じ取ることができるかもしれません。
場所:川越市立美術館内市民ギャラリー
期間:平成21年6月2日(火)~6月7日(日)
時間:午前9時~午後5時(初日午後1時、最終日午後4時まで)
料金:無料
ニューギニア「生活の中から生まれた美」
場所:川越市立美術館(タッチアートコーナー)地図(Google Map)
期間:平成21年4月1日(水)~6月19日(金)
時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)
料金:無料
休館日:毎週月曜日
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