川越市立博物館

川越市立博物館郭町にある「川越市立博物館」へ行ってきました。
広々とした敷地に、とてもきれいな建物が象徴的なところです。

川越市立博物館では川越の歴史や文化などの資料や復元模型が多数展示されており、昔の川越を色々な角度で知ることが出来ます。


舟運博物館に入ってまず目に止まったのが昔の川越を再現したたくさんの模型。

左の写真は、明治8年(1875年)の上・下新河岸と牛子河岸です。現在の旭橋(東武東上線、新河岸駅から木野目へ向かう途中)を中心として設けられた河岸場です。ここから江戸へさまざまな荷物を運ばれていたそうです。



蔵の町次に奥へ入ると通路の真ん中に大きい縦長の模型が置いてありました。「時の鐘」が見えます。こちらは明治35年(1902年)当時の「蔵造りの町並み」の復元模型です。
蔵の町


明治の大火でたくさん失った家屋を、耐火性の高い蔵造りで復興した町、その様子が細部まで再現されていると思います。昔は今よりもさらに美しい町だったのですね。
蔵造りの町並みについてのビデオも放映されており、より詳しく知ることができます。

織物市場織物市場旧川越織物市場の模型もありました。活気に溢れた当時の様子が良く伝わってきます。
建物はもちろん、人々の表情やしぐさまでよく再現されています。

いも焼き機他にも、川越芋の歴史や芋せんべいの製作方法、道具などを紹介したコーナーや、蔵造り工程の模型、縄文人が使った舟などいろいろあります。

博物館の模型を眺めてると、本当にその時代にタイムスリップしたかのような気分になります。
より深く川越を知ることができますよ。
川越の歴史や文化に触れられる興深い施設ですので、是非行ってみてください。

※写真撮影は許可が必要です。

施設データ
■開館時間:午前9時~午後5時
 ※ただし、入館は午後4時30分まで
■休館日
 月曜日(休日の場合は翌日)
 年末年始(12月28日~1月4日)
 館内整理日(毎月第4金曜日、ただし休日は除く)
 館内消毒期間(平成20年は6月23日~30日)
 特別整理期間(平成20年は12月25日~27日)
■入館料
 一般 200円(160円)
 大学生・高校生 100円(80円)
 中学生以下、障害者手帳をお持ちの方は無料
 ※( )内は20人以上の団体料金
 <共通入館券(各館1回、6ヶ月間有効)>
■5館共通券
 (市立博物館、市立美術館、本丸御殿、蔵造資料館)=大人650円)
 お求めは「川越まつり会館」まで

川越博物館HP

古き良き小江戸川越の街並みを探索してみませんか?

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