「ホノカアボーイ」トークショー

ホノカアボーイ6月13日(土)、スカラ座で現在上映されている「ホノカアボーイ」原作者吉田玲雄氏のトークショーが行われました。80名ほどの来館者で盛況の中、吉田玲雄氏が登場されました。

左が「ホノカアボーイ」原作者吉田玲雄氏

ん?何か吉田氏の格好どこかで見たことあるような・・・?そうなんです、映画をご覧になった方はお分かりかと思いますが、映画の主人公「レオ」の服装と同じ格好で登場されたのでした。

ホノカアボーイ主人公レオ役の岡田将生さんのスタイリストは吉田氏が務められたのだそうです。

途中から映画の脚本とプロデュースを手がけた高崎卓馬氏も加わって、脚本が出来上がるまでの話や、出演を熱望した倍賞千恵子さんら出演者の出演の経緯、映画に出てくる料理の話など、笑いを誘う話を交えながら、終始和やかな雰囲気でのトークショーとなりました。

高崎卓馬氏(中央)も加わってのトークショー人とのつながりの連続でこの映画は出来上がったのだそうです。そこにはスタッフ同士の信頼が強く感じられました。

高崎氏は映画の舞台であるホノカアについて、「何てことない油断すると通り過ぎてしまうような町だけれど、たとえ死んだ人でも自分の中で再生できる、会いたいと思えば誰とでも会える、それを教えてもらった大切な場所、初めて人のことを深く考えた」と話されていました。

吉田玲雄氏吉田氏はスカラ座について、原作でも映画でも重要な存在となる「ホノカアピープルズシアター」にとても通じるものがあると話されていました。また、映画館自体について「教会のような銭湯のような落ち着くところ。見下すのではなく見上げることを教えてくれる、そして続けることの大切さを教えてくれる場所」だとし、映画からも感じられる「人との出会い」は「人生の中でものすごく大きなテーマ」だと話されていました。

ファンとの写真撮影トークショーの最後にはサイン会も行われ、ファンからの写真撮影にも笑顔で穏やかに応じられる吉田氏を拝見していると、本当に人との出会いやつながりを大切にされている方なのだと感じました。

スカラ座での上映は6月19日(金)までです。ユーモアも交えつつ、空気感のある、心の中にジワーッと温かいものが込み上げて来る素敵な映画です。まだご覧になっていない方はぜひスカラ座へお急ぎ下さい。

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