「ディア・ドクター」
スカラ座上映案内&イベント情報
「ディア・ドクター」 9月26日(土)~10月9日(金)
西川美和監督舞台挨拶 10月3日(土)
9月26日(土)~10月9日(金)まで「ディア・ドクター」が上映されます。
この映画は、若手で最も注目されている西川美和監督が、原案小説、脚本、そして監督に至るまでを1人で手がけた作品です。
国内の主要映画賞を総なめにした「ゆれる」から3年振り3作目となります。
過疎地の村の唯一の医者が失踪することから物語は始まって行きます。
そう聞くとサスペンスのように聞こえてしまいそうですが、僻地医療問題に鋭く切り込みながら、そこに生きている人の人間味をつぶさに描き出し、最後はとても温かな気持ちになれる人間ドラマです。
映画には日本語字幕が付き、聴覚に障害のある方にも楽しんでいただけます。
また10月3日(土)には西川美和監督もスカラ座にいらっしゃいます。
芸術の秋をスカラ座の素敵な映画でお楽しみください。
◆「ディア・ドクター」(2009年/日本/127分)
上映期間:9月26日(土)~10月9日(金)
上映時間:(1)10:30~※(2)13:30~(3)16:30~(4)19:00~(土曜のみ)
※10/3(土)は初回30分繰り上げ10:00からの上映となります。作品紹介:村のただ一人の医師、伊野(笑福亭鶴瓶)は村人から絶大な信頼を
得ていた。研修医として村にやってきた相馬(瑛太)も彼に共感を覚え
ていたが、ある日伊野の失踪事件が起こり…。
西川監督が僻地医療の問題、そこで成り立つ正義とは何かという深い
テーマにするどく切り込んだヒューマンドラマ。キャスト:笑福亭鶴瓶、瑛太、余貴美子、八千草薫、井川遥ほか
※こちらの作品は日本語字幕付きですので、聴覚障害のある方もお楽しみいただけます。
◆イベント情報 ~西川美和監督舞台挨拶~
日時:10月3日(土)12:15~12:45 (10:00の回終了後)
対象:9月26日(土)から当日10:00の回までに当館で本作をご覧になったお客様。
入場は無料です。チケットの半券を提示して下さい。※無料招待券、会員証をお使いいただけます。
※前売り券はございません。
※手話通訳はつきません。
※イベントスケジュールは予告なく変更になる場合がありますのでご了承ください。
●西川美和監督プロフィール
1974年、広島県生まれ。
大学在学中に是枝裕和監督の『ワンダフルライフ』(99年)
にスタッフとして参加する。
02年、『蛇イチゴ』でオリジナル脚本・監督デビューを
果たし、数々の国内映画賞の新人賞を獲得。
03年、ドキュメンタリーと架空のドラマを交差させた
異色のテレビ作品「いま裸にしたい男達/宮迫が笑わな
くなった日」を発表し、ATP賞・ドキュメンタリー部門
優秀賞を受賞。
06年、長編第2作となる『ゆれる』が異例のロングランを
記録。毎日映画コンクール(日本映画大賞ほか)、
ブルーリボン賞(監督賞ほか)、読売文学賞(戯曲・シナリオ賞)など国内主要映画賞を総なめにする。
日本公開に先立って正式出品されたカンヌ国際映画祭
「監督週間」では、日本からの唯一の出品作となり
高い評価を得た。
本作『ディア・ドクター』が3年ぶり3作目の長編となり、モントリオール世界映画祭
コンペティション部門に出品された。また、映画の原案小説「きのうの神さま」(ポプラ社刊)
は今年度の直木賞最終候補作に選出された。

住所:川越市元町1-1-1
TEL:049-223-0733
休館日:火曜日
料金:一般1,500円 シニア・大高生・映画会員1,000円
小中生800円 幼児無料
HP:http://k-scalaza.com/
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