小江戸川越大茶会

11月7日(日)。今日は第4回を数える、小江戸川越大茶会に行きました。

午前10時~午後3時まで、中院、蓮馨時、川越市中央公民館分室の3ヵ所で各場所200名。1服500円・和菓子付きで行われました。
茶会で出される和菓子は毎年、川越市内のお菓子屋さんにお願いするのが小江戸川越大茶会の特徴の1つだと思います。
私達は中院、蓮馨寺の順で2ヶ所を回りました。

中院の中にある島崎藤村ゆかりの茶室・不染亭に着いたのは9時半過ぎでしたが、既に他のお客様方が並んでいました。
お茶を頂く前に別室で待ち、順番に茶室に案内されて行きます。
4畳半の狭い部屋にはお客様の人数は12名がぎりぎりです。
その分、お手前を目の前で見る事が出来ました。

こちらは紋蔵庵さんのお菓子「いちょう」です。
外側は黄色く色付いてきたいちょうの葉を
イメージしたという事で、中はこし餡の練りきりでした。



お茶では季節を楽しみ大切にしているので、道具にも季節感のある物が多いです。

蓮馨寺の席では、広間でお茶を頂いたので一度に20名程が入れたでしょうか。
全員ではありませんが、いちょうの形をした菓子器も出して頂きました。

お菓子は亀屋さんの「秋の山」です。中は粒餡でさっぱりと頂けました。

右側にある茶杓は喜多院の古桜を使い作られた物だそうです。
真中に節が無くすーっとしていました。

朝は少し寒かったですが、時間と共にお天気が良くなり、気持ちの良いお茶会日和となりました。

市民茶会なので、色々な方が気軽に参加出来るのが一番良いですね。また川越の街を散策しながら、普段入れない場所や建物でお茶が頂けるのも楽しいと思うので、もう少しお茶が頂ける場所が増えたら良いなと思いました。

古き良き小江戸川越の街並みを探索してみませんか?

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