忠助本舗宝来家

忠助本舗宝来家本川越駅から喜多院へ向かう途中にある「忠助本舗宝来家」。東京で修行されたご主人が、お店を始めて40年。手造りの季節の美味しい和菓子がいただけます。

忠助もなか

「忠助もなか」(100円)や「大師まんじゅう」(160円)という酒まんじゅうなど通年販売の和菓子もありますが、おすすめは季節に合わせた生菓子です。

桜の葉で包まれた水ようかんとくず桜夏らしい水ようかん(160円)に本くずを使ったくず桜(160円)。

水ようかんとくず桜

ショーケースに並んでいるのはビニールで出来た葉で包まれていますが、買い求めると左写真のように本物の桜の葉で包まれたものがいただけます。材料も飾りも本物を新鮮に味わって欲しいというご主人のこだわりです。

さくらんぼ大福「恋娘」こちらはいちご大福ならぬさくらんぼ大福の「恋娘」(170円)。

さくらんぼ大福「恋娘」

初めて見る大福でしたが、この季節に旬のさくらんぼが何ともかわいらしい。つぶあんの大福と甘酸っぱいさくらんぼの風味がよく合います。

「あが玉」最近、NHK連続テレビ小説「つばさ」に出てくる和菓子「甘玉」と似たような和菓子を、川越の和菓子屋さんでもたくさん見かけるようになりました。

和菓子屋さんによって名前は違いますが、ぽっこりとしたかわいらしい形、みなさんそれぞれ工夫されて独自のものを作っていらっしゃいます。こちらにもありました。その名も「あが玉」(220円)。

「あが玉」

テレビに出てくる「甘玉」は、中はさつま芋あんのみのようですが、こちらの「あが玉」は、羊羹に包まれたさつま芋あんに、さらに生クリームが包まれている3重層。お店を切り盛りする奥様のご好意で、一つ試食させていただきました。

「あが玉」試食中

う、うま~い!!生クリームのくどさなど全くなく、羊羹とさつま芋あんと生クリームが絶妙にマッチ!洋風かと思いきや和風の方が色濃く出た味わいで、さっぱりとしていて1個と言わず2個でも3個でも食べられそうな勢いでした。これ、きっと本家「甘玉」より美味しいのでは?と思うくらい美味しかったです。思わず2個いただいて来ました。かなりおすすめです。

材料から吟味し、一つ一つ丹精込めて作られた「忠助本舗宝来家」さんの季節感に溢れた和菓子。
季節を感じながら味わってみて下さい。

お店データ
忠助本舗宝来家忠助本舗宝来家(ちゅうすけほんぽほうらいや)
住所:川越市西小仙波町2-11-9
TEL:049-224-1584
営業時間:9:00~18:30
定休日:火曜日
駐車場:道路を挟んで左に2台あり
地図(Google Map)

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