やき菓子 野里(のり)
9月9日(水)、まるひろデパート裏手の八幡通りに、「やき菓子 野里(のり)」さんがオープンしました。一見すると暖簾が和菓子やさんのようで、実際和菓子屋さんと間違えて入って来られるお客様もいらっしゃるとのことですが、
マフィンやビスケットなどを中心とした、れっきとした焼き菓子専門のお店です。
店内は白を基調にシンプルでありながら、ぬくもりを感じさせてくれます。お店の中で焼いているので、安心ですし、いつでも焼き立てが楽しめます。
こちらの焼き菓子は野菜や果物を使っているところが特徴です。
産地の表記もしてありますし、「地元の野や里で採れた食材を、素朴に焼き上げた安心できるおやつをお届けしたい」という、オーナーの田中教朗(のりあき)さんのシンプルで自然な美味しさへのこだわりが伺えます。
野菜は川越市内で野菜作りをされている田中さんのご両親が育てたものが多いのだそうです。焼き上がったばかりの、このさつまいもとハチミツのマフィンも、田中さんのご両親が育てたさつま芋を使っていらっしゃるのだそうです。
そして店内にはご両親の畑で採れた野菜も、
一袋にたっぷり入ってなんと100円で販売されていました。
私がいただいてきたのはこちらの3品。
「いちじくのマフィン」(290円)、「干しぶどうのビスケット」(190円)、「玉ねぎとベーコンのキッシュ」(250円)。1日に12種類ほどの焼き菓子が並ぶそうです。
「いちじくのマフィン」は生地がとってもしっとりとしていて、いちじくの自然な甘みがジューシーで、後からふわっとバターの香りが広がります。
「干しぶどうのビスケット」はベビーカーに乗るくらいまだ小さなお子さんにも、そのお母さんにも安心して食べて欲しいという思いから作られたそうですが、これがまた優しい甘みで、ホロッとした食感で、おやつにしても料理と合わせて食べても良さそうです。
「玉ねぎとベーコンのキッシュ」はベーコンがぎっしり!玉ねぎの甘みも詰まった美味しいキッシュでした。
焼き菓子に使われているバターや砂糖、卵などにも、自然な美味しさにこだわっていらっしゃっるそうで、どの品も、それだからこそ出せる自然で優しい味わいでした。本当に美味しかったです。
ツナとねぎのマフィンや、さけとチーズのマフィンなどのメニューもあるそうで、おやつとしての焼き菓子に限らず、料理的なもの、食事にもなるような焼き菓子も作りたいと田中さんは話されていました。
シンプルで自然の美味しさが感じられる「野里」さんの焼き菓子を、みなさんもぜひ味わってみて下さい。
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