一力斎津知屋提灯店

大手町の近くにお祭りやお盆などで使われる提灯を伝統的な技法で作り続けている老舗があります。
一力斎津知屋提灯店

ここ、「一力斎津知屋提灯店(いちりきさい つちや ちょうちんてん)」では1659年の創業で350年の歴史を持つ手造り提灯店。昔と変わらない手書きの技法で代々受け継がれてきました。
現在のご主人、土屋潤一さんは13代目となるそうです。

一力斎津知屋提灯店

提灯の制作手順で一番重要なのは、正面に描かれてる文字です。
職人は文字数から全体の配置を割り出し、目検で文字の縁を描入れ、そして縁の中を丁寧に塗りつぶしていきます。この段階ではちょっとしたミスも許されません、緊張の続く作業です。

一力斎津知屋提灯店

そして、川越まつりの山車にも提灯は欠かせません。
山車の提灯はぶつけたり、雨が降れば濡れてしまったりと、お祭りの時にはもっとも消耗しやすい部分です。そのため、お祭り用の提灯を長持ちさせるために約30日間かけて油引きを行います。
油引きされた提灯は防水効果や紙表面の強度が増します。これも手作業ならではの技です。

自分のオリジナル提灯も制作してくださるそうですよ。
ぜひ「一力斎津知屋提灯店」に直接問い合わせてみて下さい。

「一力斎津知屋提灯店(いちりきさい つちや ちょうちんてん)」
住所:川越市大手町2-4 地図(Google Map)
TEL:049-222-1053
FAX:049-222-1056
営業時間:9:00~18:00
定休日:日曜日/祝日

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