えのもと花園

ビニールハウスに入ると色鮮やかなシクラメンに目を奪われます。「芳香シクラメン」を地域ニュースで取り上げる時お世話になった「えのもと花園」さんは川越のお隣狭山市にあります。
ご夫婦で営まれ、主に市場に卸すシクラメンや日日草などを生産されていますが、シクラメンの直売もされています。もちろん芳香シクラメンもあります。埼玉県のシクラメン品評会では知事賞を受賞された経歴もお持ちです。

冬の花と言えばシクラメンを想像してしまうほど、日本では最もポピュラーな花の一つですよね。冬になると買い求められる方も多いと思います。実はシクラメンの直売所は初めてでしたが、町の花屋さんなどでシクラメンを買うよりも、沢山のシクラメンに囲まれて見応えも選びがいもありますし、何よりも育てておられる方なのでシクラメンのことを良く知っていらっしゃいます。そういった方に選び方や育て方のポイントを教えていただきながら自分の気に入った花を選べるのは楽しく、またありがたいことですよね。

芳香シクラメンを記事にするために突然伺ったのですが、園芸種のシクラメンと芳香シクラメンの違いなど、またシクラメンの育て方などシクラメン初心者のつまらない質問にも快く応じてくださいました。最後には厚かましくもご主人に「写真を撮らせてください」とお願いしたところ、「前に新聞に載った時、友達から老けたなあって言われちゃったんだよね～」とおっしゃいながらも、これまた笑顔で応じてくださいました。作業しているところ撮らせていただきました。

ビニールハウスに一杯のシクラメン、これだけの数を1年なり2年なり一つ一つ手を掛けて心を込めて育て上げるのは並大抵のことではないと思います。それに報いるためにも買ってきたシクラメンを枯らさないように大切に心を込めて育てようと思いました。