川越スピリチュアル(見立寺)
小江戸川越七福神の開運・良縁・子宝の神様「布袋尊」が祀られる見立寺へ、ここ数日の暖かな陽気に誘われ、ちょっと散歩に出掛けてみました。
見立寺は、川越観光名所のひとつである「菓子屋横丁」のすぐそば、新河岸川の高澤橋付近に位置しています。
境内へ向かう、少し細くて軽い坂道の入り口付近でまず目に入ったのが、りっぱな杉の木。案内されていなかったのですが、樹齢は一体どのくらいなのでしょうか?
坂道を進み、杉の木を越えて境内に入るあたりに今度は13歳頃の旅立ちの法然さまの像が。「誰もが平等に救われる 仏の教えを見つけたい」と、その一歩を踏み出す時のお姿だそうです。
そして境内に入ると、とてもユニークな布袋尊の石像がお出迎え。見立寺は本当に見所が多いお寺だと思いました。
さらにここ見立寺には、もうひとつ歴史的にも興味深い「赤穂浪士 矢頭右衛門七(やとう・えもしち)の妹の墓」があります。
矢頭右衛門七は、大石主税につぐ17歳の若さで討ち入りに加わり、討ち入りの翌年、18歳の若さで切腹しています。
早くに父を亡くし、母妹の世話に苦難したこと、美男子だったことで知られています。
この墓の妹とは、右衛門七兄弟の次女で、白河の親類の多加谷家に引き取られた後同家の次男と結婚し、1767年に70歳代で川越に移住して、翌年に病没したそうです。
川越散策・観光は、一番街(蔵の町)や菓子屋横丁もいいですが、こうしたお寺巡りなども、心があらわれ癒される、ちょっといい旅だと思いました。
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