茶陶苑で「南佳孝コンサート」
7月4日(土)17時から、川越商工会議所脇の道を挟んだ向かいにある川越大蔵「茶陶苑」で、南佳孝withボッサ・オルガニカによる大蔵コンサートに行きました。和菓子の老舗亀屋から分家した亀屋山崎茶店の大蔵は、通常は1、2Fギャラリースペースとなっていますが、月により1~2回、コンサートライブが開催されています。
漆喰壁という事で冷暖房完備が出来ず、営業は3~7月、9~11月。コンサートに至っては7月は暑くなるという事で通常は開催されないのだそうです。
今回初めての7月コンサートは、扇風機を駆使していましたが、気温が上がった土曜日。夕方でも蔵の中は定員200人の熱気で更にムンムンとしていました。チケットは亀屋最中付きです。
最初はボッサ・オルガニカによるボサノバを数曲。ギターとドラムで軽快なリズムからしっとりとした曲まで、最初から聴かせます。
そしてメインである南佳孝さんの登場です。登場して直ぐに「スローなブギにしてくれ」をボサノバ調に変え、ポルトガル語で歌ってくれました。さら~っとMCを混ぜながら次々と曲が続きます。当初は前後半1時間ずつ、間に30分休憩を挟み、およそ2時間半の予定でしたが最初からノリノリで予定より時間が過ぎていた様です。
熱気が増してきたから・・・と休憩に入りました。後方のカウンターがミニバーに変わり、小江戸ビールやシャンパンが500円、梅ジュース、ウーロン茶300円等が販売されていました。迷わずシャンパンを買い外に出ます。外に出るといくらか風もあり涼しく感じました。冷たいシャンパンを飲み少し落ち着きました。
後半はスペシャルゲストとして韓国人女性がボッサ・オルガニカの渡辺さん(川越出身のドラマー)にステージ上から呼ばれ客席から登場しました。4日程日本に滞在予定という事を聞き、急遽スペシャルゲストとして来て頂いたのだそうです。声に透明感があり素敵な歌声でした。
後半もボッサ・オルガニカの曲から始まり、南さんが再登場です。相変わらずご自分のペースで曲が進んで行きます。
終盤に向け、お客さんも盛り上がって来て「モンロー・ウォーク」の曲が始まると手拍子も始まりました。南さんの声は変わらず張りがあり、独特の雰囲気がありました。おしゃべりと共に大人な世界でした。
アンコールも2曲歌って頂き、あっという間に楽しい時間が過ぎて行きました。
聴いてみたかったボサノバを、こんな間近で聴く機会があり本当に嬉しいです。やはり“生”は良いですね。他にも色々なジャンルのコンサートの予定があるそうです。是非一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。
住所:川越市仲町2-6
電話:049-222-0046
090-8174-4295
開館時間:10:00~16:30
開館日:3~7月、9~11月の毎週木~日
入館料:一般300円/学生200円
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