まんぐり

まんぐり

7月12日(日)、川越上寺山地区八咫(やた)神社の天王様の行事「まんぐり」が行われました。
「まんぐり」とは、青竹に束ねたワラを巻いて飾りを付けたボンテンを担いで町内を回り、最後に入間川にボンテンを立てて悪魔祓いをし、五穀豊穣を願うという川越市指定無形民俗文化財の行事で、毎年7月の第2日曜日に行われています。お神酒をいただき、途中から参加させていただきました。

「まんぐり」で走る!

まんぐりは歩いて町内を回るだけではありません。
男性陣が交代で30キロほどもあるボンテンを担いで、走る、走る!由来は定かではないのですが、走ることによって青竹の底をすり減らすことがこの行事の中で大切なことなのだそうです。気温30度に達する暑さの中、皆さんの走りっぷりは見事でした。

入間川に到着

私が参加させていただいてから30分以上歩き(多分皆さんは1時間以上歩いていらっしゃいます)、入間川に到着。そして川の中で五穀豊穣、無病息災、悪病退散祈願の文が読まれ、最後には入間川に流れる水の掛け合い!とても変わった珍しい行事でした。

水の掛け合い!

まんぐりのボンテンボンテンの飾りを家に持ち帰り玄関の天井に飾ると、その家の悪魔祓いになるとのことで一ついただいて来ました。
これからますます暑さ厳しい季節になりますが、暑さに負けず無病息災で元気に過ごしたいものですね。

古き良き小江戸川越の街並みを探索してみませんか?

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