蔵の町を彩る三味線の音

蔵造りから聞こえる三味線の音、そして端唄なども聞こえてくれば、そこだけゆったりと時間が流れているかのようです。川越の粋な風情を感じます。

蔵の街を彩る三味線の音

仲町の醸ん楽座の一角にある「あとひき煎餅塩野」さんの蔵造りの建物にはそんな粋な音の風景があります。

藤本茂染香先生あとひき煎餅塩野さん2階の「ギャラリー蔵乃茶屋かくれんぼ」で月2回、藤本流の大師範・総師範である藤本茂染香先生が三味線のお稽古を付けてくださっているのです。

先日その稽古の様子を拝見してきました。
外にいても蔵造りから三味線の音が漏れ聞こえ、とても情緒があります。

稽古の様子蔵造りは音響が良いということもあり、建物に三味線の音が響き渡ると、蔵造りのその空間がますます粋な空間に感じられてきました。

そして私も初めて三味線を体験させていただきました。

三味線の楽譜

これが三味線の楽譜です。3本の線は三味線の弦を表しています。もちろんうまく音は出せませんでしたが、とても楽しい体験でした。

稽古の様子お稽古されていた方は、2年ほど三味線を習われているそうですが、たった2年とは思えないほどお上手でした。

こんなふうに川越の町で着物を着て三味線を弾く、そんなことが出来たら素敵だと思いませんか?
私も初めて三味線に触れ、習ってみたくなりました。

藤本茂染香先生お稽古は第1・3月曜日、夕方5時半~8時頃まで行われており、随時生徒さんを募集中とのことです。
ご興味を持たれた方はぜひあとひき煎餅塩野さんまでお問い合せ下さい。
また、藤本茂染香先生はご自宅等でも三味線のお稽古を付けていらっしゃるそうなので、時間の都合の付かない方は、どうぞ直接藤本先生に問い合わせてみて下さい。大歓迎!とおっしゃっておられましたよ。

川越の秋の夜長に三味線の音を奏でる、1年後にはそんな粋な楽しみがきっと出来るようになっているはずですよ。

藤本茂染香先生三味線教室

場所:あとひき煎餅塩野2階「ギャラリー蔵乃茶屋かくれんぼ」(川越市仲町9-9)   
稽古日:第1・3月曜日
稽古時間:17:30~20:00までの間
お問い合せ先:あとひき煎餅塩野(TEL:049-222-2794)
       藤本茂染香(TEL:049-246-0671)

古き良き小江戸川越の街並みを探索してみませんか?

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