和スイーツコンテスト結果発表

「かわごえ 和スイーツ コンテスト」10月11日(日)鏡山酒造跡地で、
「かわごえ 和スイーツコンテスト」の審査結果発表とその表彰式が行われました。
当日はスイーツフェアやフリーマーケットも開催されていたため、鏡山酒造跡地は大変多くの人で賑わっていました。

「かわごえ 和スイーツ コンテスト」

甘党美食家で知られる芝田山親方も審査委員長として参加されるとあってか、会場となった大正蔵にも沢山の人が詰め掛けました。

ポリフェノールたっぷり『丸ごとさつまロール』164作品のうち、最終審査に残った9作品のグランプリに輝いたのは坂戸市の鷲見義則さんが作った「ポリフェノールたっぷり『丸ごとさつまロール』」。なんとさつまいもだけでなく、その葉までも使用されています。このさつまいもの葉にはポリフェノールがたっぷり含まれているのだそうです。

グランプリの鷲見義則さん

「さつまいもの葉でスイーツを作れないか」と思い考案されたそうです。「出るだけと思っていたのにグランプリとは。」と恐縮なさっていましたが、「本当は審査委員長特別賞が良かった」と冗談もおっしゃっていました。

これぞ和!!いもんぶらん醤油タルト準グランプリには川越の地の物と豆腐のババロアを取り入れた「これぞ和!!いもんぶらん醤油タルト」。上尾市の古賀志緒里さんの作品です。お豆腐と醤油をスイーツに使うとは素晴らしい発想です。

準グランプリの古賀志緒里さん

審査委員特別賞は秩父市の高校生櫻本紋可さんら3名が作った「川越 Mochi カステラ」。

川越 Mochi カステラ「食べながら川越を歩けるように」と考えたものだそうです。なんと、たこ焼き器で焼いてあります。

櫻本紋可さんら

午前中、市立川越高等学校で行われた試食審査の時に、一ついただいたのですが、コロンとした形状がとてもかわいらしく、甘さも控えめで、一口サイズで食べやすい。まさに川越の町を歩きながら食べるにはぴったりのスイーツでした。

川越 Mochi カステラ川越 Mochi カステラ

審査結果の差があまりない接戦だったそうで、すべての作品に賞が贈られました。

川越かのこ川越市長賞「川越かのこ」。田中美智子さんの作品です。
最終審査に残った9名の中で唯一川越の方で、川越らしさあふれる作品です。

菊月

NHKさいたま放送局長賞「菊月」。千葉県市川市の宮沢靖子さんの作品です。この真っ白な雪玉のような中には何が入っているのか気になりましたが、どうやら中身はさつまいもあんのようです。

永久(とわ)川越商工会議所会頭賞「永久(とわ)」。千葉県船橋市の小嶋久美子さんの作品。芋ようかんというシンプルなスイーツながら、寒天で固められた角切りのさつまいもがとておしゃれな感じがします。

さつまいもと酒粕のベイクドチーズケーキ

埼玉県物産観光会長賞は三重県伊勢市から参加した川口早百合さんの「さつまいもと酒粕のベイクドチーズケーキ」。チーズケーキという洋風なスイーツを酒粕で和スイーツにしてしまうとは斬新で、とても美味しそうでした。

川越人情小江戸川越観光協会賞は「川越人情」。東京中野区の山本知子さんの作品です。こちらも見た目はケーキのようなスイーツですが、さつまいもにゴマ、上新粉など、和の食材がふんだんに取り入れられて、思わず「食べたい!」と言ってしまいました。

いもパフェ

コバトン賞は飯能市の柳内美和さんの「いもパフェ」。真ん中には粒あんが添えられ、見た目もかわいらしく、こんなパフェがお店にあったら食べてみたいと思いました。

最終選考の9作品9作品のどれもが完成度が高く、お店で販売されているものに比べても遜色ない素晴らしい出来栄えでした。さつまいもを使った和スイーツがやはり大半でしたが、今まで見たこともないさつまいものスイーツばかりで、参加した皆さんのアイディアには本当に脱帽してしまいました。
残念ながら商品化されるかどうかは未定とのことですが、このうちのいくつかでも、将来商品化してほしい、ぜひ食べてみたい!と思いました。

古き良き小江戸川越の街並みを探索してみませんか?

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