個展「正臣の世界」【終了】

正臣の世界青木正臣さんの第2回個展が、19日から蓮馨寺の講堂で開催されています。
この個展は「平成20年度障害者人材育成資金(シラコバト長寿社会福祉資金)補助対象事業」として行われています。
彼は1982年に生まれ、川越の郭町にある「あいアイ美術館」で「小さな画伯」として活躍されている画家さんです。全国で300余りの飲食店を経営している㈱際コーポレーションに画家として就労していらっしゃいます。


あいアイ美術館「あいアイ美術館」は「年齢、性別、国籍、そして、障害の有無を問わず創造活動をし、その成果を障害者の自立の一助とする」という理念を持つ「NPO法人あいアイ」が運営されています。





彼の絵の描き方には非常に特徴があります。対象物を10cm程の所で舐めるようにして観察し、「見る」「触る」「嗅ぐ」「聴く」そして「口」と五感をフル活用して描くのだそうです。主に144色のフェルトペンを用いて絵を描きますが、絵の輪郭を描く時には一気に、色を付ける時には時間を掛けてゆっくりと丁寧に、何度も色を確かめながら着色して行くのだそうです。


あいアイ美術館非常に色鮮やかで斬新なその絵は、ユニークでありながら対象物の特徴をよく捉え、見る者を圧倒し、かつ楽しませてくれます。彼の絵を見ていると、彼の世界からは外側の世界がこんなにも明るくはっきりとした色を持って見えているのかと感銘を受けると共に、思わず笑みがこぼれ、明るく元気な気持ちになります。


個展は25日(木)まで。ぜひ蓮馨寺まで足を運んで、彼の絵を、彼の世界を思う存分味わって楽しんでみて下さい。

青木正臣第2回個展「正臣の世界」
12月19日(金)~12月25日(木) 11:00~17:00
川越・蓮馨寺講堂にて開催
入場無料

「あいアイ美術館」ホームページ
http://www.aiai-art.jp/

古き良き小江戸川越の街並みを探索してみませんか?

この記事に寄せられているコメント

この記事に寄せられているコメントはありません。

コメントを投稿する