ピアノよ歌え 演奏法 講座

演奏会112月17日(水)、三芳町文化会館「コピスみよし」で行われた、小原孝の“ピアノよ歌え“演奏法という公開講座に行ってまいりました。(19:00開演)

この講座は、川越・上福岡の両市にキャンパスを持つ尚美学園大学が、地元の人に広く音楽を楽しんでもらいたいという趣旨のもと開催されている市民大学講座の一つです。

今年は、ピアノ講座以外にも、なつやすみ高校合唱クリニックやピアノコンサートも行われました。

小原孝先生は、尚美学園大学の客員教授。この講座は、前半は、公開レッスン。後半は、ミニコンサートの2部構成になっていました。


《第一部》公開レッスンは、ピアノを習う人なら誰でも一度は弾く、モーツァルト作曲「トルコ行進曲」、ショパン作曲「子犬のワルツ」、シューマン作曲「飛翔」の3曲をとりあげ、それぞれ大学4年次に在学している学生さんのレッスンをする形式で、わかりやすく曲の解説をしていただきました。

《第二部》ミニコンサートは、ワム!の「ラストクリスマス」から始まり、Mr.Chirdrenの「抱きしめたい」。選曲からお分かりのように、小原孝先生は、クラシックからポップスまで、ジャンルにかかわらずどんな曲でも弾きこなしてしまう、たぐいまれな才能の持ち主です。
NHK-FMで番組も担当していらっしゃいますので、お話もおもしろく、ためになります。

「いつかやろう」は「今はやらない」ことだと思い、お仕事に取り組むというお話を聞き、いつも忙しいことを理由に、さぼってばっかりの私は、猛反省。その後、“日本語でピアノが弾ける珍しいピアニスト”だと先生をほめられた阿久悠さんの作品から、「学園天国」(フィンガー5)「舟唄」(八代亜紀)と続き、第一部の流れを受けて、「子犬のワルツスペシャル(子犬がやんちゃなVer.)」、「トルコ行進曲スペシャル」で盛り上がりました。

演奏会2クラシックコンサートは、値段も高いし、どうも敷居が高くて・・・と思っている方は、多いのではないでしょうか。

でも、今日の市民大学講座は、一般1,000円、高校生以下無料。お近くのピアノの先生やピアノを習っているお子さんをはじめ、興味のある方は、ぜひ次の機会に、足を運んでください。
大学の方にお聞きしましたら、この講座の他にも学生が出演する定期音楽会などもありますとのことでした。


外は、冷たい雨が降っていましたが、心がとても暖かくなる、素敵な時間を過ごすことができました。


主催:尚美学園大学 芸術情報学部 音楽表現学科 ピアノコース

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