川越に新名所誕生!

 旧鏡山酒造の歴史的建造物が、市民と観光客との交流や、地域の活性化を図ることを目的とした「小江戸 蔵里(こえど くらり)」としていよいよ、10月1日にオープンします。
 オープンを間近に控え、開業準備に余念のない蔵里さんにお邪魔しました。

 建物は、明治8年創業の鏡山酒造が酒蔵として建てたもので、現在では国の登録有形文化財の指定を受けているものを、そのまま活用しています。
 敷地内には主に、明治・大正・昭和の各時代に建てられた3つの蔵があり、「明治蔵」が地元川越の菓子・食品・民芸品などをPRする「おみやげ処」、「大正蔵」が地産池消をテーマにした飲食スペース「まかない処」、「昭和蔵」が手作り惣菜や新鮮な地元野菜を購入できる「くら市場」となっています。

 どの建物も、古い酒蔵ならではの、高い天井に柱と梁が複雑に組み合わされている様子が、改修で新たに設けられた天窓からの光に浮かんで、雰囲気は抜群です。

 さまざまなおみやげ品がならび、観光客ならずとも、買い物が楽しそう。

 買い物に疲れたら、「クラカフェ」で一休み。




 飲食スペース「まかない処 八州亭」では、地元の農産物を活かした、おいしくてヘルシーな料理をいただけます。また、もともとが鏡山の酒蔵ですから、お酒の種類がとっても豊富! COEDOビールも楽しめます。スキな方にはたまりませんね!
 小さいながらステージもあるので、もしかしたら地元ミュージシャンの生演奏が聴ける、なんていうこともあるのかもしれません。


 まるで美術品ののような木彫りの看板。建物とあいまって、歴史を感じさせてくれますね!





 新鮮さが売りの「くら市場」には、まだオープン前なので残念ながら商品を見ることができませんでしたが、地元でとれた農産物を購入したり、ソフトクリームや焼き芋のテイクアウトもできるようです。
 庭も広く開放的。市民と観光客との交流の場になりそうですね。

 川越の名所がまたひとつ増えました! この秋、大注目です!

小江戸 蔵里(こえど くらり)

住所:川越市新富町1-10-1(地図
電話:049-228-0855
定休日:なし(臨時休館日)

http://www.machikawa.co.jp/

蔵里パンフレットPDF

古き良き小江戸川越の街並みを探索してみませんか?

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