茶あそび 彩茶会

5月29日、川越市内で「川越茶復活記念 茶あそび 彩茶会 川越大会」が午前10時~午後4時までの予定で行われました。
たまたまネットで茶会の事を知り、友人2人を誘って行ってみる事にしました。

今回は秋の「川越茶会」に比べ会場が非常に多いので既に楽しみ♪ 
川越城本丸御殿、氷川神社、茶陶園、喜多院、中院等の他に河越氏館跡会場やえすぽわーる伊佐沼等少し離れた場所の会場もあり、多くの場所で野点席もあるとの事。普段入れない場所の提供やイベントも予定されていて「茶あそび」に期待が高まります。

当日は残念ながら1日中大雨。チケットは当日券があると書いてあったので、一番行きたかった改修工事が終わったばかりの川越城本丸御殿を目指す為、友人とは9時30分に本川越駅前に集合しました。

 


たまたま途中通りかかった仲町の観光案内所にもお茶が飲める目印の紫の旗があったので1席寄る事にしました。
お茶券を売って貰おうと思ったら、決まった場所でしか売っていないと言われてしまいました。たまたまお茶席を出している方達の中に3人分の券を持っている方がいたので譲って頂きました。
1席500円と書いてあったので各会場で買えば良いと思っていたら、そうでは無いと判りました。
茶券は4席の茶券付きで2500円。そのうち500円は東北の義援金に、チケットを見せると専用バスに乗れるとの事でした。新しく出来た仲町観光案内所は川越商工会議所のすぐ近くにあり、蔵造りの商家を改装しています。坂戸の和菓子屋さんに作って貰ったというお饅頭でした。


そして次に本命の本丸御殿へ。
11時前に着いたのですが既に3時間待ち!!
近くの川越市立博物館も会場になっていましたが、喜多院まで歩き次に行きたかった隣にある東照宮へ。こちらの会場では自分でお茶を点ててみませんかとう体験型でした。会場が自分たちが予想していた場所では無かったので中院へ移動。

中院は島崎藤村ゆかりの茶室があり、秋の茶会でも会場になっています。茶室は元々部屋が小さいので12人ずつで進んで行くとなると・・・こちらも3時間ぐらい待ちそうです。
続けて隣にある光西寺へ。こちらには初めて足を踏み入れます。他の会場に比べたら靴を脱ぎ部屋の中で待てるとの事だったので2時間待ちと言われましたが、こちらで待つ事にしました。


やっと順番が回ってきて中に通して頂くと、何と!こちらもお茶室。
しかも4年前に作られたばかりという新しさで天井は傘を開いた時の様で
とても素敵でした。
こちらでは川越右門さんで作って頂いたというお菓子を頂きました。
なでしこの花をあしらっています。
お茶会で楽しいのは美味しい抹茶とお菓子は本より、季節を感じさせてくれる抹茶茶碗や水差し等道具の絵や飾り。大事な道具を見せて頂いたり、席を設けて下さる先生の思いをお話で聞かせて頂いたりと沢山あります。

 

 最後は中院に戻り3服目のお茶を頂きました。
和菓子のお饅頭の他にはまぐり型の干菓子も出して頂きました。
これは貝合わせに当てはめて、合う=人と会う、出会いという事や、先生が考えられた茶あそびに
因んでお客様に楽しんで貰いたいという考え等もあり出しましたと伺いました。

 

今回は3席回るのが精いっぱいでした。
天候不順だった事が何とも残念です。でも街中の様々な場所で本格的なお茶会を楽しめる事はとても素敵な事だと思います。観光客の方は勿論、地元の方も普段体験出来ない空間を楽しめると思います。川越の街を着物を着てお茶体験というのも良いのではないでしょうか!
今後も続いて行く事を願っています!!

   

 

    

 

古き良き小江戸川越の街並みを探索してみませんか?

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