中院 サクラカフェ

4月6日付の読売新聞朝刊、埼玉版に川越・中院のしだれ桜の写真が大きく掲載されていました。
今年は厳しい寒さで、いつもは早咲きのしだれ桜が見頃を迎えたとの事。そして中院の中にある島崎藤村ゆかりの茶室「不染亭」にて期間限定でサクラ・カフェがオープンともあり、行ってみたいと思いました。

丁度、友人と川越で花見散策の計画を立てていたのでコースの一部に入れて貰う事に。
とても天気が良く暑いほどの気候です。
平日でしたが、中院に着くと既に多くの方が各々、写真を撮ったり花を愛でたりと楽しんでいました。




抹茶も和菓子も得意ではない友人が、折角なので入ってみると言ってくれたので、花見だけではなく茶室でお茶を頂く事にしました。





先に入られた方々を暫く待ち、7人程で次の茶席へ。
副住職がお点前をして下さいます。





釜は天井から吊るされ、炭がくべられた炉でした。
お茶の道具は何人かの作家の作品で、アクリルで作ったという少しラフな感じの茶杓は初夏を思い浮かべる様な涼しげな物もありました。





お菓子は道灌の物で、3色の色合いがこちらは春を表しています。桃の香りがほのかにしました。


お茶碗は狭山茶で、1人、1人違う茶碗で振舞って頂きました。私が頂いた茶碗は軽くて飲み易かったです。「ほたる」と命名されているそうです。良く見ると小さな粒の模様が全体にあり薄さが違っていて、電球をかざしたら綺麗な模様が出るのではないかと思いました。


茶席は副住職が楽しいお話を交え、道具を次々に説明して下さり、飲んでいる他のお客様同士も和気あいあいと素敵な時間になりました。
友人も楽しかったよと言ってくれたので良かったです。

サクラ・カフェは水・木曜日を除いた4月15日までの期間限定。
10時半~15時(最終受付)
抹茶・菓子付き 500円

天台宗別格本山 中院
住所:川越市小仙波町5-15-1
電話:049-222-2170
拝観:境内自由


古き良き小江戸川越の街並みを探索してみませんか?

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