川越 初大師(だるま市)

喜多院正月3日に涅槃に迎えられた「慈恵大師(じえだいし)」を厄除元三大師(やくよけがんざんだいし)と呼んで、そのご縁日である1月3日を「初大師」としている喜多院。
喜多院境内には、七転八起の名物であるだるまが並び、毎年だるま市が開かれて大変多くの人が訪れます。


破魔矢箱根駅伝が終了したあとに出向いたのですが、まだまだ山門の外までお参りの列が並んでいました。
だるま納所には山のようにだるまや破魔矢が納められ、境内は人でぎっしり。


いろんなのだるま参拝後、お守りや破魔矢を買って、いよいよだるまが並ぶ露店へ。
最近は、ふつうのだるま以外にもさまざまな色のだるまがあります。願い事によって色が分かれているようです。
露店によって、だるまの顔もさまざま。ひとつひとつ手にとって、コレ!と思うだるまを選びます。今年は顔の左右に「家内安全」と金文字が入ったのを選びました。
だるまを買うときは値切りましょう。我が家では3,800円といわれただるまを3,000円にしてもらいました。

だるま今年は昨年来の不況が響いているらしく、例年に比較するとだるまの売れ行きは下がっているようです。
売れ筋は2,000円~3,000円のだるま。大小いくつか買っていくお客さんも以前は結構いたそうですが、今年はあまり見当たらない様子。
喜多院のだるまに、今年の世の中の運勢が好転することを切に願う「初大師」でした。


埼玉県川越市小仙波町1-20-1 049-222-0859(喜多院拝観寺務所)
問い合わせ時間:9:00~16:00
川越喜多院URL:http://www.kawagoe.com/kitain/index.html

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