文化財防災訓練

文化財防災訓練1月28日(水)、喜多院において文化財防災訓練が行われました。時間にすると30分ほどでしたが、消防車も多数出動し、はしご車も2台という本格的な防災訓練でした。

「カーン、カーン」と喜多院の鐘が鳴り、通報者の女性が本堂から走り出してきました。その後本堂の消火活動が始まりました。


はしご車続いてはしご車がやってきて、最初に1台のはしごが伸び、その後を追うように、もう1台のはしごも伸び、消火に当たりました。

もう、本堂が見えなくなるくらいの水の勢いでした。防災訓練とは言え、「こんなに喜多院に水掛けちゃって大丈夫か?」と思いましたが、考えれば雨の日だって濡れてしまいます。余計な心配でした。


文化財防災訓練周囲には報道陣や見物人も多数いて、防災訓練に見入っていました。中には先生に連れられて、幼稚園児も見物していました。子供達は少々興奮気味の様子でしたが、小さいうちから、火事の怖さや文化財の大切さを感じ取ることは、とても大事なことだと思いました。


喜多院は大火に見舞われたこともありますし、今後も絶対に火事に遭わないということはありません。こうした防災訓練は万が一に備えて非常に重要なことだと思いますし、見物していた我々も、この防災訓練を通じて、貴重な文化財は自分達の手で守り、後世に残して行かなければならないということを再認識できたのではないかと思います。

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