川越成田山節分会

節分会2月3日(火)、成田山川越別院で「節分会追儺豆撒き式」が行われました。豆撒きは13時からの予定でしたが、12時半を過ぎると境内はすでに老若男女問わず、多くの人で溢れていました。豆撒きの前には、新人演歌歌手の余興なども行われました。皆さん豆撒きを今か今かと待ち望んでいる様子でした。


豆撒き予定より20分ほど遅れて豆撒きが始まりました。始まると、もう皆さんすごい気迫です。大きな袋を上に掲げて豆を取ろうとしている方も大勢いらっしゃいました。写真を撮ろうと前の方に陣取っていたのですが、前に後ろに押されれるわ押されるわで、写真なんて撮っている場合ではありません。撒かれた豆を取っている余裕もありません。自分の身を守ることに必死でした。


後ろでは人が将棋倒しになっています。福を貰おうと来たはずなのにかわいそうだなと思いながらも、自分が巻き込まれなくて良かったとほっとする気持ちで一杯でした。なんと心の狭いことか。

節分豆必死になって写真を撮って、いざ、福をつかみ取るために豆撒きに参戦!と思ったのですが、自分が将棋倒しに巻き込まれなくて良かったと思う心の狭さが災いしたのでしょうか?全く取れず・・・。早々に退散してしまいました。こちらは福豆を勝ち取った方にお願いして撮らせていただいた「福豆」です。


節分会豆撒きは数分で終了し、その後皆さん、13時半から豆撒き開始の喜多院に流れて行きました。私もその後について喜多院へ行ってみたのですが、何だか成田山別院より、喜多院の豆撒きの方がお行儀がいいような気がしました。もしそうだとしたら、きっと成田山川越別院では懸賞付きの「福豆」が撒かれていたせいではないか?と思いました。だから皆さん必死だったのかも・・・と。勝手な想像ですが。


それでも喜多院でも倒されて頭に怪我して救急車で運ばれる方も出る位、すごい混雑だったようです。豆撒きは身軽な格好でいらっしゃるのが良いかと思います。せっかく福をつかみに来たのにこれでは余りにも酷です。

「福」と「鬼」は裏腹、紙一重なのかも知れないと思いました。私は早々と断念してしまった福つかみですが、ここで必死になって福をつかみ取るかどうかというところが「福」をつかむか、「鬼」をつかんでしまうかの分かれ目かもしれないと思いました。

古き良き小江戸川越の街並みを探索してみませんか?

この記事に寄せられているコメント

この記事に寄せられているコメントはありません。

コメントを投稿する