旧山崎家別邸お茶席リポート

旧山崎家別邸5月3日、4日に一般公開されお茶席もあるという事で、旧山崎家別邸へ行ってみました。
以前に一般公開された時に見学に行った事があり、部屋の様子は見た事がありました。


離れの茶室

中庭の離れに茶室がありますが、今年のお茶席は和室に上がり頂けるとの事。こんな機会は滅多に無いのではと楽しみです。昨年までは外での野点だったそうです。

お茶席スタンプラリーの会場でもある様で、沢山の方々が見え中庭までは入って来る方も多いですが、抹茶を頂く方が思いの外少ない様です。お茶券を買い、すぐに待合室に上がり、案外早くにお茶を頂く事が出来ました。
少し薄暗い和室で正座をして頂くお抹茶。お茶を習っていない方なら普段、味わえない体験が出来たのではないかと思います。しかも普段、入る事の出来ない場所で頂く事が出来て嬉しかったです。

お抹茶お菓子お抹茶は小山園の金輪でした。すっきりした味わいです。お菓子は「亀屋」の季節の和菓子で、今日は藤の花をあしらった季節を感じる可愛らしい生菓子でした。

お茶席に飾られた掛け軸と花季節物の茶道具お茶の作法はあまり問わずに、雰囲気やお道具などを楽しめば良いので和やかな場になりました。
お道具やお花も季節を楽しめます。季節の物は、その時期にしか使えないので贅沢ですね。

旧山崎家別邸和室先生からお道具の由来やお軸の意味等も教えて頂いたりしながら、楽しい時間が過ぎて行きました。
束の間ではありましたが、昔ながらの部屋の雰囲気を楽しむ事も出来ました。
古い物をそのまま残していく難しさや大変さは様々あると思いますが、この様な機会がまたある事を楽しみにしたいと思います。

古き良き小江戸川越の街並みを探索してみませんか?

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