四季の各催事について

四季の各催事について
  主催者とコンセプトの統一を!!

初大師(喜多院だるま市)=川越初大師協賛会、春まつり/花火大会=小江戸川越観光推進協議会、夏まつり=百万灯夏まつり実行委員会、川越祭(氷川祭の山車行事)=川越祭協賛会。

川越の四季を代表する催事と主催者を列記してみた。見事なまでにバラバラで不思議な感じがしないだろうか。たとえば民間団体の観光協会の名のもとに年間行事の主催を一本化し、その下にそれぞれの実行部隊を配置することは無理なのだろうか。

現在のままでは川越の観光行事や伝統行事の連続性やストーリー性のあるPRコンセプト、デザインを求めるのは無理なこと。観光先進地の京都や金沢などでは当たり前のことが、なぜ川越では出来ないのだろうか。
このことは、今後の川越の観光PRを考えるときに効率が悪く、ポスターやパンフレットを見る人たちへのアピール不足につながっているのではないか。地元の市民にしても、それぞれの催事の主催者がだれで、どこで、なにを行っているのかが分かりにくい。

ややすれば、これまでの川越の観光はあまりにも恵まれてきた。都心に近く、安・近・短の典型としてマスコミが好んで取り上げてきた。10年先、20年先を見通した観光ビジョンがなくても、あるいは交通問題や飲食施設などの受け入れの不備があっても、観光客は自然増のカーブを描きつづけてきたといえるだろう。しかしながら全国はいうまでもなく、近隣市町においても観光こそが新時代の有望産業であることに気付き、あの手この手の観光客誘致戦略に取り組みはじめている。

ここでは小江戸川越の観光の理想像を述べることは省略させていただく。あまりにも間口が広く、奥行きが深いので別の機会にさせていただく。ただ願うのは、川越の四季の営みを象徴する催事について主催者とコンセプトの統一を図りたいということだけである。

記事:(や)

古き良き小江戸川越の街並みを探索してみませんか?

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