和食 花
川越の三番町交差点近くにある和食「花」。
川越駅東口から歩いて7分程、繁華街からは少し離れたところにありますが、美味しい和食がいただけます。
赤い看板と暖簾が目印です。外観も店内も余計な装飾が無く、こざっぱりとして、清潔感があります。ご主人は長年東京で和食の修行をされていたそうです。昼と夜に営業されており、今回は昼に伺いました。
昼のメニューは日替わりを含め、お刺身、天ぷらが中心で、850円から1,300円までとリーズナブルな金額で和食を楽しめます。
かき揚げ丼(1,000円)。顔が隠れてしまいそうな大きなかき揚げです。衣はさくっと軽く、それでいて中はふわっと揚がっています。甘めのタレが、かき揚げにもご飯にもよく合います。ここに小鉢が2つとお漬物、そして稲庭うどんが付きます。この稲庭うどんがまた美味しいです。つやつやしていてみずみずしく、タレは暖かい肉汁です。ほど良い甘みと、肉の出汁がよく出ているのにさっぱりとしていて美味でした。
メニューの名前は「かき揚げ丼」になっていますが、稲庭うどんがそのサイド的メニューにならず、かき揚げ丼も稲庭うどんもどちらも美味しくいただけて、非常に得した気分になります。
海鮮丼(1,000円)。お刺身は新鮮で、鮪もブリもほど良く脂が乗っていて上品な味です。酢飯にしたご飯も美味しい。自家製であろう玉子焼きも甘さが優しく、このままおつまみで食べたいと思うくらい美味しい玉子焼きでした。こちらにもお豆腐に、切り干し大根、水菜のおひたしの小鉢3品と、お味噌汁が付きました。
食後にはコーヒーとアイスクリームが付きました。元々ついているメニューもありますが、付いていないメニューにも150円で付けることができます。
アイスクリームの種類は日によって変わります。今回はなんと麦チョコのアイスクリームでした。麦チョコの香ばしさとほろ苦さが何とも言えず、初めて体験する味でしたが、とても美味しかったです。このアイスクリーム、お知り合いから取り寄せる手作りなのだそうです。
器もモダンでありながら和食に合うようなものを揃え、気を遣われているように思いました。コーヒーの器も色がきれいで形も変わっていて素敵でした。
平日のお昼時でしたが、皆さん美味しいお店はよく知っていらっしゃいます。お客さんも沢山でした。初めての方は中が見えないので、少し入りづらいように感じるかもしれませんが、ドアを開けると奥行きは広く、カウンターにテーブル席、掘りごたつ式になったお座敷もあり、一人でも大勢でもくつろげるお店だと思います。
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