時代の変化を感じる町

川越を歩いてみると面白い事に気づく。

JRと東武線の川越駅を東口に出たアトレ・クレアモール界隈は、若者も多く活気があり、まさに現代(平成)の町という印象を持つ。

クレアモール中ほどのマルヒロから先、新富町を歩いて行くと、少し落ち着いた佇まいに変わり、お米屋さんや居酒屋さん、甘味処など少しなつかしい私自身が子供の頃育った時代(昭和)が現れる。

新富町商店街を抜け大正浪漫通りに入ると、そこはその名の通り大正時代のノスタルジーな雰囲気と建物が残る静かな町だ。

そして大正浪漫通りを抜けると、明治の大火後に多く建てられた、耐火性の高い蔵造りの建物が残る一番街、時の鐘や川越城本丸御殿など、明治、江戸の面影を今に伝える景色へとつながってゆく。

一つの都市で、駅からほんの数キロ歩いて行くだけで、平成・昭和・大正・明治・江戸と、それぞれの時代の景色や匂い、人々の暮らしぶりを見られる町は、そうたくさんは無いと思う。

その一つ一つを改めて見つめ、そこに住む人たちや行政がもっと磨き上げて行けば、また違う川越の魅力が増えるだろう。

記事:纐纈

古き良き小江戸川越の街並みを探索してみませんか?

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