川越 一番街の交通渋滞

どうする一番街の交通渋滞 
   一方通行化、まずは実験を

小江戸川越の顔である蔵の町並みの一番街を、土曜・日曜に歩いた事はありますか?
リュックサックを背負った家族づれや観光客グループの何と多いことか。そのうえ通りにはマイカーが連なり、慢性的な交通渋滞がつづいている。

取材で一番街を歩くたびに「札の辻から西武本川越駅までバスに乗ったら、1時間たっても着かなかった。歩いたほうが早い」という体験談を耳にする一方で、地元商店の人からは「大きな交通事故が起こらないのが不思議だ」という声も聞く。

花の便りとともに、間もなく春の観光シーズンとなる。さらに3月末から放映が開始された「つばさ」が川越を舞台として全国放映される。観光客が増えることは明らかである。はたして交通渋滞はどうなるのか今から心配だ。

川越では数年前から曜日と時間を決めて一番街の一方通行化と歩行者天国の実現を検討している。聞けば「郊外駐車場の確保、パークアンドライドの推進とあわせて真剣に検討している」と言うのだが・・・。それにしても役所仕事は対応が遅すぎる気がしてならない。

今のままでは、観光都市である川越のイメージダウンになるだけでなく、観光客を巻き込んだ人命にかかわる問題に発展しかねないのでは?そんな事態が発生しなければいいと願うばかりである。机の上での計算やシミュレーション、計画づくりも必要だが、今は理論よりも実践することが大切ではないのだろうか。まず実際に現場に出てみて実験してみることが求められていると思うのだが・・・・

記事:(や)

古き良き小江戸川越の街並みを探索してみませんか?

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