市道1号線に思うこと

市役所から254号バイパスまでの道路がいよいよ開通しました。
半世紀以上前からの計画道路でいろいろ紆余曲折は有りましたが、
まずは川越の表玄関:市道1号線として喜ばしいことです。

しかし・・・なにか違和感を覚えませんか???
電線地中化に伴う広く爽快な空・真っ直ぐな路・整然と並ぶ家・・・、
でも何故か感じる違和感・・そうです!『殺風景』なんです。 

御城内の路としては疑問を感じて仕方が有りません。
郭町1、2丁目はそっくり川越城の範囲で文化財の宝庫でもあり、
保護地域にも指定されています。
故・新築には発掘調査を必要としています。
昔の面影を感じさせる日本家屋と木の塀が理想ですが、其れも現実には難しい問題です。

其処で緑豊な『街路樹』が市役所からバイパス・果ては伊佐沼まで続いた景観、
春の赤間川(新河岸川より、こっちの名前の方が素敵)の桜と続く情景・・・・。
考えただけでもワクワクしてきませんか?日常的に市民が憩え散策できる路が整備されてこそ、
城下町としての文化的風情が増し、
如いては川越の観光への付加価値にも寄与するのでないでしょうか?

受け売りですが ★観光の本質とは「近き者喜べば、遠き者来る」です。

記事 : 釣りひとり

古き良き小江戸川越の街並みを探索してみませんか?

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