観光都市「小江戸川越」

長野県は松代町に行ったときの事。
武田信玄と上杉謙信が川中島で戦った時に、合戦の布石として武田信玄が築城した松代城(当時海津城、初代城主高坂弾正)で有名な場所である。その後戦国の世を経て徳川時代に真田信之がこの地に入り、以降明治になるまで十万石城下町として栄えた。

昨年大河ドラマ「風林火山」で注目を浴び、観光地としてたいそう賑わったそうだが、今の街は人もまばら。こんなに素晴らしい城下町が残っているのになぜ観光客が少ないの?と素朴な疑問が湧き上がる。
理由はいくつか考えられるが、話を聞くと、
①昨年は「風林火山」という話題があったが、今はもうない。
②辺りに色々な観光地があり、分散してしまう。
などという事だ。
それにしても理由はそれだけか?自然は豊かだし、道幅も広く整備され、町にも情緒がある。昔ながらの建物がたくさん残っていたり、幕末に活躍した偉人佐久間象山の足跡なども辿る事ができる。わが川越にも劣らない観光資源があると思う。
なのに・・・あっ!川越にはあって松代にないものがあった!それは手軽さだ。東京という大都市からのアクセスの良さ、これが大きな違いだ!

川越は恵まれているなぁ、しかしそれだけではいつか川越も・・・。
今、将来の川越に危機感を感じている地元の人たちが新しい観光資源の開発に力を入れ始めているが、歩みはまだまだ遅い。
早くしないと間に合わない。

記事:纐纈

古き良き小江戸川越の街並みを探索してみませんか?

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