コロラドよりアルパカ展
あとひき煎餅塩野さん2Fの「ギャラリー蔵乃茶屋かくれんぼ」で、「アルパカよりコロラド展」が始まっています。(11月30日(月)まで。)
コロラドで牧場経営をされているNorikoさんが、牧場で飼育されているアルパカの毛で作ったセーターやコートなどの製品を展示販売されています。2005年から毎年行われ、恒例となっている展示販売会です。
会場はNorikoさんの販売するアルパカの良さを知っている方が、ひっきりになしに訪れ、大変賑わっていました。
アルパカ製品は、ウールやカシミヤなどより軽くて暖かく、高級品ですが、日本には上質な製品がなかなか入ってこないのだそうです。
そのためNorikoさんは、「アルパカの、より上質な製品を日本にも知ってもらいたい」と毎年日本とアメリカを往復され上質なアルパカ製品の普及に努めていらっしゃします。
また、ご自身の牧場で育てたアルパカを新潟県山古志村や、大阪の農芸高校などに提供されたりもなさっています。
製品はペルーの「トップインカ」という、アルパカ製品においては最先端の技術を持つメーカーで作られたものです。
デザインも北欧のデザイナーがデザインしているというだけあって、流行を取り入れたものになっています。
アルパカの毛は、20~24ミクロンの「ベビーアルパカ」と20ミクロン以下の「ロイヤルアルパカ」を使用しています。人間の髪の毛が80~90ミクロンというからその細さがわかると思います。しかもその繊維は空洞になっていて、それが暖かい空気を保ってくれるのだそうです。
私も何枚か試着させていただきました。どの製品も、ふわっと軽くて肌触りが滑らか、そして着た途端に体がポカポカととても暖かくなりました。自分の持っているセーターなどとはえらい違いです。
Norikoさんは「アルパカそのものも知ってほしい、そして楽しんでほしい」と話されます。
アルパカは人懐っこく、人間に危害を加えるなどということは決してないそうです。
優しく、穏やかな性質で、大きな声で鳴くこともありません。
アルパカ自体もその毛も人間を優しく温かく包み込んでくれます。
会場にはアルパカの毛で作られたアルパカの形をしたぬいぐるみもあり、見ても触っても、癒されます。毛糸も豊富な種類が取り揃えられています。編み物を得意とされる方のお話によると、Norikoさんのアルパカの毛糸は編みやすさも仕上がりも全然違うということでした。
右上の写真のちょっと変わった編み輪で帽子を編む体験も随時出来ます(費用は実費)。
私も取材に伺って、アルパカの良さを初めて知りました。ぜひ皆さんにもその良さを肌で感じでいただきたいです。買わずとも、見てアルパカを知るだけでも楽しいです。様々なデザインのセーターやコートや小物類に女性ならきっとわくわくしますよ。
「コロラドよりアルパカ展」
~ギャラリー蔵乃茶屋かくれんぼ~
日時:開催中~11月30日(月)
11:00~17:00(最終日は16:00まで)
※水曜定休日
会場:あとひき煎餅塩野2F
ギャラリー「蔵乃茶屋かくれんぼ」(Google Map)
※編み物体験はお問い合せ下さい。
問い合わせ:TEL 049-222-2794(あとひき煎餅塩野)
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