うなっ子

うなっ子菓子屋横丁入り口のうなぎ専門店「うなっ子」は、西川越にある全国でも珍しいさつまいも料理専門店「いも膳」の姉妹店です。

センスの良い店構えは、小江戸川越の情緒を味わうことができます。



鯉店の前の小さなお堀に、鯉が泳いでいます。晴れの日は鯉を見ても楽しめます。が、雨の日はお堀にかかっている橋の下に隠れている場合が多いので、「あれ!?いない」と思ったら、橋の下を覗いてみて下さい。見事に全員で隠れていますから。





店内は全部で70席ほどあります。1階は40席。2階はコース予約のみのお客様となりますが、30席あります。今回は特別に2階を見させていただきました。
まず階段を上がって驚いたのは、きれい過ぎるぐらいにピッカピカの床。床の上を歩くのが申し訳ないくらい、きれいです。

一階二階二階


そして障子の扉を開けると、これまたきれいな畳の部屋が広がり、落ち着いた雰囲気がとても印象的でした。隣には小さい部屋もありました。少人数でもOKですね。法事でご利用になられる方や、年末になると宴会の予約などでいっぱいだそうです。特に会社の忘年会でご利用になられる方が多いそうです。

メニュー

全14種類のメニューは年中変更が特にないので、いつでも変わらない味が楽しめます。
店内に飾られた貴重な川越の風景写真や、鰻の絵なども見て楽しめますよ。「うなっ子」のオススメは「うな重(松)」、お昼は午後4時までのリーズナブルな、うな丼が人気です。女性や年配の方には「いも重」や「うな重(鶴)」が人気だそうです。
うなっ子のこだわりは、身の柔らかいうなぎを使用し、研究に研究を重ねて出来上がったオリジナルのタレは毎日作られるそうです。鰻の苦手な方もうちのは食べれますよ!と店主。味に自信があり、有名人や芸能人も通うほどですよ、と話してくれました。


またこちらでは、モンドセレクション最高金賞の「COEDO」ビールのさつまいも「紅赤」が唯一、生で味わえるお店です。鰻をおつまみに一緒に召し上がるのも良いですね。うなっ子では観光客のリピーターが非常に多く、鰻をお土産に買われていかれるそうです。
今回の取材中にも、3人組の奥様方が、お土産に買われていきました。

芋重いざ、試食をさせていただきました。快く、高価な鰻膳を試食させていただき、本当に感謝の気持でいっぱいの取材陣でした。いただいたのは、「いも重」と「うな重(鶴)」。
「いも重」は、いもご飯の上にふっくらした身が乗せられ、たっぷりとつけられた秘伝のタレの香りが辺りいっぱいに漂います。一口食べると、「んん?!」とろける。噛む必要のないくらい本当に柔らかい鰻にビックリします。度肝を抜かれます。骨なんて感じません。

はっきりした味が口の中に広がるのに、そのくせクセもなく、後味がさっぱり。まったく臭みも苦味もないので、鰻の苦手な方もここのは絶対に美味しく食べられると思います。店主のおっしゃっていたことは本当だ!と納得しました。これは一度食べればわかります。通いたくなりますね。百聞は一見ではなく、百聞は一食ですね!「いも重」というだけあって、ご飯にお芋が入っていて、その甘みがまた口の中で鰻と最高のハーモニーを奏でます。

うな重(鶴)「うな重(鶴)」も負けてはいません。開けてビックリ!なんと!鰻が2段になっているではありませんか!!こんなの今まで見たことがありませんよ。「鰻の2段ベッドや~」あ、すみません。お店おススメの浅月を乗せて食べるとより一層美味しくなります。
どちらにも、お吸い物が付いています。その肝、度肝を抜かれっぱなしの自分たちの肝じゃなくて良かったです。
菓子屋横丁を楽しんだ後は是非「うなっ子」でのお食事をおすすめします。「うなっ子」の鰻を食べれば、きっとあなたも度肝を抜かれますよ。

うなっ子
お店データ
住所:〒350-0062 川越市元町2-10-6
電話番号:049-228-0567
営業時間:11:00~18:00(ラストオーダー17:30まで)
定休日:毎週火曜日

古き良き小江戸川越の街並みを探索してみませんか?

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